都市公園
令和2年度都市景観大賞都市景観部門
国土交通大臣賞共同受賞
南町田グランベリーパークは、東急田園都市線「南町田グランベリーパーク駅」の南側に広がる約22haのエリアで、電鉄会社と町田市が連携・共同して、駅・商業施設・都市公園等の同時・一体的な再整備に取り組みました。駅から商業施設、公園に至るまで、官民の境目なく、すべてが公園のようなまちを目指して整備されています。
当社は、パーク内に位置する鶴間公園（約7.1ha）とパークライフ・サイト（官民連携による整備エリア）の実施設計を行いました。
さわやか広場は周囲を樹林に囲まれた芝生広場です。駅・商業施設からバリアフリーで繋がり、商業施設利用と併せて訪れる人々の多い場所になっています。
ケヤキ並木の真下には神奈川県の広域上水道の管路が埋設されているため、この道を「水道みち」とも呼びます。ケヤキ並木はさわやか広場とにぎわい広場の間にあり、これら3つの施設が一体となってパークライフの中心的な役割を担っています。
つるまの森の一角に、森と一体になって遊ぶというコンセプトのもと、地形に沿わせた連続する遊具を設けました。このあそび場の下方にはケヤキ並木を挟んで幼児のあそび場を設け、一体の遊び空間としています。
フットサル場の外周にはウォーキング、ジョギング、ランニングの3つのレーンに分けた青色舗装の園路を設けました。
| 名称 | 町田市立鶴間公園 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都町田市鶴間3丁目1番地１ |
| 面積 | 7.1ha |
| 主要施設 | 運動広場、さわやか広場、にぎわい広場、水道みち、森のあそび場、幼児広場、つるまの森、四季のテラス、スポーツエリア（クラブハウス、テニスコート、フットサル場、駐車場）、他 |